アラン?ボゼア
Curriculum Design/
Teaching Methodology
国際共通語である英語の専門的な能力と
英語圏の国々の歴史や文化等の知見を深めることで
世界を多角的に観る力
を養い、地域社会に貢献できる人を育てます。
ネイティブ教員による授業を中心に英語のスキルを高め、その英語力を基礎として、英米の文学を学び、
英語という言葉の特徴について理解を深め、英語圏の地域?文化研究によって国際感覚を身に付けて、
一般企業や教育の分野で英語を使って活躍する人を育てています。
海外と交流する仕事に
興味がある
英語教員など、
英語のプロをめざしたい
英語を話す力を
向上させたい
発信スキルを身につける
習熟度にあわせて
4技能を習得
英語教員と通訳、
2つのエキスパートゼミ
英語?コミュニケーション力を生かしてビジネス社会や地域社会で活躍する社会人を目指し、
一般企業のみならず教員や通訳などのエキスパート人材も輩出しています。
「その部屋に入る」は、
なぜ“enter into the room”ではなく
“enter the room”なのでしょう?
文は単語から構成されていますね。言い換えると、文を分解すると、単語という部品を取り出すことができます。それでは、単語はこれ以上分解できないのでしょうか?また、分解できたとして、単語よりもさらに小さい要素の中に何か役に立つ情報が秘められているのでしょうか?英語学という分野では、人間の脳がどのように単語を認識し、さらにどのような規則に基づいて単語を組み立てて文にしているのかを研究します。
まずは“enter”の語源をさかのぼってみます。
“enter”には“within”という意味の部品が組み込まれていると考えられそうです。
ここで、“descend”の語源をさかのぼってみましょう。
①“descendere”は、deとscandereが結合した単語。
それぞれの意味は「de=down」「scandere=climb」となる
②“descend”には“down”という意味の部品(=de)が組み込まれている
“enter”には「?の中に」を意味する要素が存在するので同じ意味を表す“into”は不必要であると考えられます。 同様に、“descend”には「下に」を意味する要素が存在するので、同じ意味を表す“down”は不必要です。
このように、文を組み立てる時には、単語だけではなく、単語の構成要素も重要な役割を担っていることがわかります。人間の脳が単語や文を生成するメカニズムを知ることで、文法への理解が深まります。
日本の小説は数多く英語に翻訳されています。
では、擬音語や擬態語が英語では
どのように翻訳されているか、調べてみましょう。
小説では、読者に場面をイメージさせる表現が重要です。日本語の擬音語や擬態語は、その効果的な方法の一つです。一方で英語には擬音語や擬態語がありません。その代わり、具体的な動作や様子を示す単語が多く(たとえば「(動物が)鳴く」は、その鳴き声の様子によってそれぞれ別の動詞があります)、具体的なイメージを喚起します。
たとえば、芥川龍之介の『蜘蛛の糸』の一節「…罪人たちは[中略]うようよと這い上って、細く光っている蜘蛛の糸を、一列になりながら、せっせとのぼって参ります」という一文は次のように翻訳されています。
“… an unbroken column of sinners came squirming up the fragile, gleaming thread …”(Jay Rubin訳、2006)
“squirm”は「人や虫、魚がもぞもぞと身をよじる、うごめく、体をのたくる」という意味で、“move”や“wriggle”よりも具体的な様子を含む動詞です。
日本語では「うようよと」「せっせと」という擬態語によって、罪人たちの姿が臨場感をもって表現されています。
一方、英語では擬態語がない代わりに、“squirm”という単語一つで「うようよと」と「せっせと」の二つのイメージが表現されているようです。
このように、原作と翻訳とでは表現が異なりますが、それぞれどのような場面を想像しますか?その場面のイメージは変わりますか?考えてみましょう。
アラン?ボゼア
Curriculum Design/
Teaching Methodology
ウィリアム?グリーン
Applied Linguistics/
Language Teacher Cognition
フィリップ?ラドクリフ
e-Learning/
Vocabulary Acquisition/
Extensive Reading/
Journalism
マイケル?ミルキー
Student Motivation/
Vocabulary Acquisition/
Accuracy in Language Use
景山 弘幸
英語学
(意味論?語用論)
後藤 善久
英語学?言語学(生成文法)/
異文化コミュニケーション論
熊谷 ユリヤ
通訳?翻訳論/
異文化コミュニケーション論/
英語教育
佐藤 美希
翻訳学(トランスレーション?
スタディーズ)/イギリス文学/
比較文学
時崎 久夫
英語学?言語学
(音韻論?統語論)
豊里 真弓
現代アメリカ文学/
環境文学/
マイノリティ文学
濱田 英人
英語学?言語学(認知言語学、
日英対照言語研究)/
英語教育
民間企業/JTBコーポレートサービス、名鉄観光サービス、ANA新千歳空港、北海道空港、鶴雅リゾート、ホテルモントレ、東急ホテルズ、北洋銀行、北海道銀行、青森銀行、みちのく銀行、伊達信用金庫、北星信用金庫、日本生命、第一生命、学校法人帯広渡辺学園、学校法人帯広学園、NOVAホールディングス、秀英予備校、ホクレン農業協同組合連合会、富良野市商工会議所、きたそらち農業協同組合、ラルフローレン、札幌丸井三越、ネッツトヨタ札幌、トヨタカローラ札幌、北海道キリンビバレッジ、株式会社もりもと など
公務員/公立?私立学校教員(中学校英語、高校英語)、上富良野町職員 など
進学/北海道教育大学大学院、北海学園大学大学院、海外留学(オーストラリア、ニュージーランド)
高度な英語コミュニケーション能力を備え、他者と協働し、積極的かつ創造的に、地域社会と国際社会に貢献することができる人材を育成する。
英語専攻を副専攻と認定する場合の条件は以下のとおり
(1)一定程度の英語力を有すると認定されること
※英検2級以上合格、TOEIC520点以上、または基盤教育科目「集中英語Ⅰ?Ⅱ」を修得している場合、一定程度以上の英語力を有するとみなす。
(2)以下に示す副専攻科目群から合計20単位以上を修得
科目名(単位) | |||
---|---|---|---|
科目群 | Intercultural study(2) 資格英語(TOEIC)(2) 資格英語(TOEFL)(2) English Presentation(2) |
Advanced Reading(2) Academic Writing(2) Regional StudiesA(2) Regional StudiesB(2) |
Practical EnglishⅤ(2) Practical EnglishⅥ(2) English WorkshopB(2) English WorkshopC(2) |
札幌大学では、豊かな教養と確かな実践力を備え、他者と協力し、未来を切り拓き、地域や世界へはばたこうとする意欲的で多様な価値観をもつ学生を求めています。そのため、英語専攻では、学力の3要素毎に以下のような資質?能力?意欲を持った人物を入学者として受け入れています。
英語専攻 [入学者受入れの方針(アドミッション?ポリシー)]については、以下のファイルをご確認ください。