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本学学生20名が挑戦!多文化共生プレイベントを開催!

2025年10月20日 地域交流

bbin宝盈平台7年11月12日(水)に、本学において多文化共生プロジェクトとして「となりのムスリム 食べたら友だち」を開催します。この度、本イベントに先立ち10月8日(水)にプレイベントを開催しました。

本プロジェクトは、イスラム文化への理解を深め、ハラールフードを通じて地域の方々と交流することを目的とした取り組みで、小笠原はるのゼミナールおよび有志の学生が中心となり、「異なる文化を理解することは、自らの文化や社会のあり方を見直すことでもある」という視点から、日本における共生のかたちを探っています。

学生たちは4月から準備を重ね、7月には南区の観音院を訪れて地域での多文化共生の実践に触れました。さらに夏休みには札幌マスジド(イスラム教のモスク)を訪れ、イスラム教の教えや文化、ハラールフードについて理解を深め、ムスリムの方々と直接対話を重ねました。ディスカッションやインタビューを通して、「知らないことを知る」「わからないことを尋ねる」という姿勢を大切にしながら、異文化理解を深めています。

また、事前調査として、ハラールメニューを扱う札幌のレストランをムスリムの方とともに訪れ、試食や食材?調味料の研究を行いました。そのうえで、宗教や文化の異なる人々が安心して同じ食卓を囲むにはどうすればよいかを議論しながら、メニューを考案しました。ムスリムの方々の声も取り入れつつ、「食べること=対話すること」という食の意味をあらためて見つめ直しています。

10月8日のプレイベントには、観音院の住職?広沢義宗氏と札幌市議会議員で管理栄養士の資格をもつあおいひろみ氏をお招きし、講話とフィードバックをいただきました。学生たちは、タイのガパオライス、中国のダーパンジー、日本のハラールコロッケなど、多文化の料理をハラールの手法で調理し、参加者全員で試食を行いました。

広沢氏からは、「メニュー構成がバランスよく、一般の方にも親しみやすい。交流の方法にも工夫を重ね、本番を迎えてほしい」との講評をいただきました。
また、あおい氏からは、「多文化共生は札幌にとって非常に重要なテーマ。若い世代が体験を通して理解を深めることに大きな意義がある。調理工程の工夫が、さらに理解を深めるきっかけになる」とのコメントをいただきました。

さらに、本企画のアドバイザーである本学志知芳彦教授からは、「学生自身が地域の人々と向き合い、言葉や文化の壁を越えて対話する姿勢こそ、多文化共生の第一歩」との助言を受けました。現在は、地域社会とのつながりを広げ、より実践的な活動へと発展させると共に、広報活動の効果を高めながら情報を届けていきます。

学生たちはプレイベントを通して、
「文化の違いを越えて一緒に食べることがこんなに楽しいとは思わなかった」
「ハラールの考え方を学び、相手の大切にしていることに気づけた」
「日本および相手の文化を見つめ直すことで、共生の意味を実感できた」
と、それぞれの気づきを語りました。

11月12日(水)には、本番となる「となりのムスリム 食べたら友だち」を札幌大学で開催します。学生?地域住民?ムスリムの方々が一同に会し、ムスリム文化の理解を深めながら、一緒に調理を行い、食卓を囲んで交流します。イベントは日本語?英語の両言語で進行され、誰もが参加しやすい環境を整えています。
文化や宗教の違いを越えて「おいしいね」と笑い合うそのひとときが、多文化共生の新しい一歩となることを期待しています。
なお、本企画は「bbin宝盈平台7年度『ありがとうの交換。』活動支援金」の助成を受けて実施しています。

問い合わせ先

企画部 地域連携課
TEL:011-827-5877

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